日本チャップリン協会 ニュース

・広島展 いよいよ開催!(2008/5/15up)
<チャップリンの日本〜チャップリン秘書・高野虎市遺品展>とイベントがいよいよ高野虎市の故郷・広島で行なわれます。これまで京都・奈良・イタリア・東京・大阪と巡演しまして、ようやく広島にたどり着きました。
 今回は、遺品の展覧会に加えて、活弁士の第一人者・澤登翠さん(日本チャップリン協会理事)による活弁付き上映があります。作品は『放浪者』『スケート』『移民』『冒険』の四本。チャップリンの初期作品をまとめて活弁で見られるというまたとない機会です。活弁を経験したことがない方、「映像だけで十分なのに、どうして活弁が必要?」と思っていらっしゃる方、ぜひおいでください。澤登翠さんの名人芸は日本の宝であることが分かりますよ!
 今回も、もちろんこの「遺品展」の発案者にして高野虎市と晩年をともにした日本チャップリン協会顧問・常任理事の東嶋トミエさんの講演がございます。高野虎市から聞いたチャップリンの素顔、今回はどんなお話が飛び出すか楽しみです。

 また、終演後四時から日本チャップリン協会/チャップリン・ファンクラブ会員のための懇親会を用意しています。同じ区民文化センター内で行ないます。ぜひともお越し下さい。参加希望者は、info(アットマーク)chaplinjapan.comか090-6232-7818までご連絡の上、当日終演後、受付付近にお集りください。
 今回は、広島での開催ということで、高野虎市さんのご親族も多数ご来場くださいます。懇親会でも貴重なお話が聞けることと思います。ぜひお誘い合わせのうえ、おこしください。
 お待ちしています!

文化講演と映画のつどい
「チャップリンの日本」
【映画・講演】
 平成20年5月25日(日) 開場12:30 開演13:00
場所 :安佐南区民文化センター ホール
(広島駅からJR可部線で10分ほど古市橋駅下車750m)
周辺地図は
http://www.cf.city.hiroshima.jp/aminami-cs/koutuu_annai/index.html

※満席の場合は入場をご遠慮いただく場合がございます。

内容 【映画】
「チャップリンの放浪者」「チャップリンのスケート」
「チャップリンの移民」「チャップリンの冒険」
 活動弁士/澤登 翠

【講演】
「チャップリンと高野虎市」
講師/大野裕之(チャップリン研究家)
対談/東嶋トミエ(高野虎市と晩年をともにした。日本チャップリン協会顧問・常任理事)

【展示】
「チャップリン秘書・高野虎市遺品展」
 平成20年5月22日(木)〜25日(日) 9:00〜21:00
               (展示は最終日は16:00まで)
安佐南区民文化センター ロビーにて開催

いずれも入場無料

詳しくは
http://www.cf.city.hiroshima.jp/aminami-cs/moyoshi/koueneiga.html

・■「スズキ自動車」のCMに、チャップリンが登場! 大野裕之会員が監修しました。(2008/2/24up)
スズキ株式会社の新型軽ワゴン「パレット」のテレビCMに、チャーリー・チャップリンが起
用されています。

さらに、2008年1月24日に予定されている新車発表会を経て、全国で放送される
「パレット」のTVCM(期間限定で色々なバージョンが放映される予定)や広告物、新聞や
ラジオにも本格的に登場が決定しています。

これらのCMは日本チャップリン協会の大野裕之が監修しました。

また、時を越えて全世界の映画ファンに愛される、チャップリンの没後30周年を記念した
映画祭『没後30周年特別企画 WITH CHAPLIN』が、東京と大阪ほか各地で絶賛開
催中!


スズキ株式会社の新型軽ワゴン「パレット」のホームページはこちら
   → http://www.suzuki-palette.jp/

「日本チャップリン協会」のホームページはこちら
   → http://www.chaplinjapan.com/

『WITH CHAPLIN』公式サイトはこちら
   → http://www.withchaplin.com

・・10/30より<チャップリンの日本〜チャップリン秘書・高野虎市遺品展>東京展開幕!(2007/10/29up)
10/30日に<チャップリンの日本〜チャップリン秘書・高野虎市遺品展>東京展が開幕します。
期間:2007年10月30日〜12月27日
(月曜と11/26〜12/3は休業)
開館時間:11時〜18時
場所は、東京国立近代美術館フィルムセンター展示室
料金:一般200円/大学生70円/高校生40円

特別トークイベント
日程:11月3日(土・祝)
時間:13:20-
場所:7階展示室前スペース
語り手:東嶋トミエ氏(高野虎市と晩年をともにした。日本チャップリン協会常任理事・協会顧問・遺品展発案者)・下村ますみ氏(東嶋トミエ氏の姪。日本チャップリン協会会員) 聞き手:大野裕之氏(日本チャップリン協会会長)

ギャラリー・トーク
テーマ:未定
日程:12月08日(土)
時間:14:15-
語り手:大野裕之氏

お問合せ
03-5777-8600
http://www.momat.go.jp/FC/Chaplin/index.html#outline

・中垣恒太郎会員によるチャップリン連続講座のお知らせ(2007.9.20)
チャップリン映画を通して探る20世紀文化史
——喜劇王・社会批評家・世界市民による21世紀へのメッセージ

【講師】常磐大学講師 中垣恒太郎
【日時】(火)13:00-14:20
【回数】8回

問い合わせ先:常磐大学エクステンションセンター
〒310-8585 水戸市見和1-430-1
Tel:029-232-2852(平日9時〜17時30分)
Fax:029-232-2861

【講座の概要】
2007年はチャップリンの没後30周年にあたり、3月には京都でチャップリン国際会議が開催され、イタリアにあるチャップリン・プロジェクトではフィルムのデジタル化の企画が現在もなお進行しています。なぜチャップリンの笑い、メッセージが国境を超え、世代を超え、世紀を超えて、我々の心に響くのでしょうか。自ら監督・演出・主演・音楽監督をこなし、完璧主義を自他ともに認めたチャップリンにとって、一ショットにかける意気込みがどれほどのものであったのか、膨大なNGテイクの分析をはじめとする最新の研究調査により解き明かされてきています。舞台役者として過ごしたイギリスから、新しい映画産業での成功を求めてアメリカにわたり、マッカーシズムと呼ばれる「赤狩り」によってアメリカを追われたチャップリンの生涯は、激動の20世紀そのものを体現しています。初期サイレント作品から、代表作『独裁者』(1940)を経て、冷戦期にアメリカを追われて以後の『ニューヨークの王様』(1957)まで、20世紀の同時代史との関連、最新の研究動向にも留意しながら、時代を超えた作品の魅力に迫ってみたいと思います。映画という表現ジャンルの発展の歴史に立ち会う試みにもなるでしょう。

第1回 2007年10月9日(火)
チャップリン研究の現在〜英国ミュージック・ホールからの出発——初期サイレント短篇

第2回 2007年10月23日(火)
チャップリン・スタイルの確立——『犬の生活』(1918)/『キッド』(1921)

第3回 2007年10月30日(火)
アメリカン・ユーモアと大衆娯楽の伝統——『黄金狂時代』(1925)/『サーカス』(1928)
 
第4回 2007年11月13日(火)
チャップリンのヒロイン像とメロドラマ——『巴里の女性』(1923)/『街の灯』(1931)
 
第5回 2007年11月27日(火)
機械化・資本主義化と「大衆」の時代——『モダン・タイムス』(1936)

第6回 2007年12月11日(火)
戦争と民主主義への祈り——世紀の問題作『独裁者』(1940)

第7回 2008年1月15日(火)
冷戦時代のチャップリン〜コスモポリタン/コメディアンとして
——『殺人狂時代』(1947)/『ライムライト』(1952)

第8回 2008年1月29日(火)
アメリカを離れて〜最後の主演・監督作品
——『ニューヨークの王様』(1957)/『伯爵夫人』(1967)
 
【教科書】
大野裕之『チャップリン再入門』(生活人新書、2005年)。
ほか、参考書についても随時、紹介いたします。

・「午後は○○おもいッきりテレビ」でチャップリン特集(2007/7/17up)
7/18(木)「午後は○○おもいッきりテレビ」(日本テレビ系列)「今日は何の日」のコーナーで「チャップリンが最後に来日した日」特集。大野裕之会員が出演します。

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