日本チャップリン協会 ニュース
・チャップリン国際シンポジウム 大会プログラム発表 (2006.3.18)
2006年 3月25日
(チャップリンのルーツ1)
12.00〜チャップリン初期作デジタル修復版上映
“Making a living”, “His Musical Career”, “The New Janitor”, “Mabel's busy day”(いずれも1914年)
13.00〜14.10ダヴィデ・ポッツィ (チャップリン・プロジェクト/イタリア)Mr. Davide Pozzi (Progetto Chaplin / Bologna, Italy)
演題:"To restore Mr. Chaplin: methodology, researches and study cases".
チャップリン家公認でチャップリン映画の完全デジタル修復版を製作しているイタリアのチャップリン・プロジェクトの担当者がチャップリン初期作の修復と研究について語る。
14.15〜15.25フランク・シャイド教授(アーカンソー大学/アメリカ)Professor Frank Scheide (Arkansas University / United States)
演題:“Charlie Chaplin’s Music Hall as a Primary infuluence on his Cinematic Performance”
アメリカのチャップリン研究の第一人者。チャップリンのルーツとも言えるイギリスの軽演劇ミュージック・ホールが彼の映画のパフォーマンスに与えた影響を探る。
(チャップリンと世界1)
15.30〜16.20キャスリン・ミラード(映画監督/オーストラリア)Dr. Kathryn Millard (Film director / Australia) ドキュメンタリー映画“Clap Hands, Here comes Charlie!”の上映と講演・・・世界中に存在するチャップリンの物まね芸人を追うユニークな試み。チャップリンが世界に与えた影響を調査している。
(高野虎市1)
16.20〜16.50 コンスタンス&カート・クリヤマ(テキサス工科大学教授/アメリカ) Dr. Constance and Kurt Kuriyama (Texas Texh University / United States)
演題:“"Toraichi Kono and Gerith von Ulm: Chaplin's First (Unofficial) Biographers."
コンスタンス・クリヤマ氏は、アメリカにおける高野虎市研究の専門家。
(知られざるチャップリン)
16.55〜18.00 チェチリア・チェンチアレーリ(チャップリン・プロジェクト/イタリア Ms Cecilia Cenciarelli (Progetto Chaplin / Bologna, Italy)
演題:"Princes, emperors, saints and freaks: Chaplin's untold stories"
チャップリンの最後の作品になるはずだった『ザ・フリーク』。撮影されないまま、チャップリンの死で頓挫したプロジェクトの全貌を初公開。
3月26日
(最新の研究)
9.00〜9.30 服部有希(俳優/大阪産業大学非常勤講師/美学・芸術学)「チャップリンの日本における受容1915-1941」
9.30〜10.05中垣恒太郎(常磐大学講師/アメリカ文学)「Chaplin's Dual Worlds」
(チャップリンと世界2)
10.10〜11.40 ユリ・ツィヴィアン(シカゴ大学教授/文学理論/ラトヴィア)Professor Yuri Tsivian (Chicago University / Latvia)
演題「チャップリンとソヴィエト」”Chaplin and the Soviets”
(チャップリンのルーツ2)
12.30〜14.00デイヴィッド・ロビンソン(チャップリン研究の権威/イギリス) Mr. David Robinson (United Kingdom) Keynote
基調講演「ミュージック・ホールとチャップリン」
(チャップリンと日本)
14.00〜14.55大野裕之(チャップリン研究・脚本家)「チャップリンと日本」
(高野虎市2)
15.00〜15.55クライド・クサツ(ハリウッド俳優/高野虎市研究)Mr. Clyde Kusatsu (Actor / United States) 「高野虎市について」 製作中の映画 “Living in Silence”のクリップを一部上映。および、高野虎市についてのセッション(クライド・クサツ/コンスタンス・クリヤマ/大野裕之)
16.00〜17.30シンポジウム「チャップリンをめぐって」
チャップリンの娘さんのスピーチ
黒柳徹子(女優)
東嶋トミエ(高野虎市夫人)
デイヴィッド・ロビンソン
司会:大野裕之
(ご注意:プログラムは予告なく変更されることがあります。ご了承ください)
・メディア情報(2006.3.8)
朝日新聞大阪本社版文化欄3月9日付夕刊に、再びチャップリン国際シンポジウム、チャップリン・コンサート、チャップリンの日本〜チャップリン秘書・高野虎市遺品展の詳細が掲載されます。
・メディア情報(2006.3.5)
NHK広島の「お好みワイド」(3月6日の午後5時10分から生放送)で、「チャップリンの日本」と、高野虎市とチャップリンが特集されます。高野虎市夫人の東嶋トミエさん(日本チャップリン協会顧問)ヴィデオ出演の他、大野裕之会員が生出演します。また、CS京都チャンネルの「京都!ちゃちゃちゃっ」(8日午後12時から生放送)で、同じく「チャップリンの日本」企画の特集。大野裕之会員が生出演します。また、3日(金)の午前8時30分頃から、山陽放送ラジオ番組にて、大野会員が電話出演して高野虎市について語りました。
・チャップリン・高野虎市メディア情報(2006.2.25)
2月6日付の読売新聞夕刊社会面で、チャップリン国際シンポジウムについて、「東京でおでん、親日家チャプリンの写真150点も」と大きく報じられました。東京本社版では一面トップの扱いで、チャップリンと日本との関係への関心の深さがうかがえます。
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20060206i407.htm
また、2月25日付の朝日新聞夕刊文化面(大阪本社)でも、「喜劇王 我があるじ チャプリンの全盛期支えた秘書・高野虎市さん」として大きく取り上げられました。こちらは大野裕之への取材の他に、東嶋トミエさん(高野虎市夫人)へのインタビューもあります。ぜひご覧下さい。
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200602250039.html
・<チャップリンの日本〜チャップリン秘書・高野虎市遺品展>詳細速報+本日チケット発売開始(2006.2.6)
<チャップリンの日本〜チャップリン秘書・高野虎市遺品展>の詳細をお知らせします。
なお、チケットぴあ、ローソンチケットで本日より発売開始です。
日本チャップリン協会/チャップリン・ファンクラブ会員には、優先枠をご用意しています。
<場所>
元・立誠小学校(四条木屋町上ル・阪急「河原町」駅下車5分、京阪「四条」駅下車徒歩12分)
<日程>
*チャップリン国際会議
3月25日
12.00〜18.00<知られざるチャップリン>
チャップリン初期作デジタル修復版世界初上映
実現しなかった遺作『フリーク』の全貌を紹介など、最新の研究成果の発表
他
3月26日
9.00〜11.00
世界の研究者による研究発表
12.30〜17.30<チャップリンの日本>
チャップリンの娘さんの特別スピーチ
黒柳徹子さん、東嶋トミエさん(チャップリン秘書・高野虎市夫人)、D・ロビンソン(チャップリン研究の権威)、大野裕之(チャップリン研究家)による特別シンポジウム
他
料金:25日2000円 26日3000円 二日通し券4500円(いずれも展覧会チケットを含む)
*チャップリンの日本〜チャップリン秘書・高野虎市遺品展
2006年3月25日〜4月2日
土日は10時〜18時まで(3月26日は9時〜18時まで)
平日は10時〜17時まで(3月28、30日のみ19時まで)
料金:大人500円 高校生以下300円
*関連イヴェント:チャップリン・コンサート
・ジャズ篇:チャップリンと共にたどるジャズの時代
鬼才ベーシスト・島秀行監修のジャズ・ライヴ。チャップリン映画音楽でたどるジャズの時代。
3月28日(火)午後7時開演
料金:3000円(展覧会チケットを含む)
・クラシック篇:チャップリンと現代音楽
フランス在住の世界的ピアニスト・大井浩明率いるトリオが、チャップリンの映画音楽と現代クラシック音楽を演奏。近年発見されたチャップリンの未発表曲を世界初演奏!
3月30日(木)午後7時開演
料金:3000円(展覧会チケットを含む)
<チケット取扱い>
チケットぴあ 電話0570-02-9999 Pコード=国際シンポジウム606-164/展覧会984-273/コンサート222-121
ローソンチケット 電話0570-084-005 Lコード=国際シンポジウム:56134/展覧会:56135/コンサート:56136
<お問合せ>
日本チャップリン協会 info@chaplinjapan.com